世界は いつも同時進行で 今日という日は 誰かにとっては 忘れがたい つらく悲しい日であり また誰かにとっては 生涯忘れられない 喜びに満ちた日でもあるはずで そういう世界に みんな みんな立ち尽くしている わずかでも この身をひきずって ひかりを 体温…

揺られて にじんだ色を見た 濁ったのか混ざったのか そりの下に ろうを塗った 眠るまえ となりの部屋の古いラジカセから 知っている誰かの声を聞いたような気がした 本当はただの 音楽だったのかもしれない 奥にある部屋は 冷たくそれは心地よかった あまり…

昨年末にフォークデュオゆずのお２人が「今後の活動について重要なお知らせがあります」と予告し結局弾き語りドームツアーの発表だったことで、ファンの間でいたずらに不安を煽るようなことをしないでほしいとこんがりと炎上したようだ。 本人たちからすれば…

人間にとって情念というものがいちばん厄介で、これはもうどうしようもない。生きている限りわき起こるコントロールのきかない感情の渦。あるいは生そのものの慟哭、叫び、嘆き。すべてに、あらゆるすべてに情念がはり付いて人間はそれに突き動かされ、支配…

最近ふと本屋に立ち寄ると目立つところに平積みされている本がある。堀江貴文氏と西野亮廣氏の本「バカとつき合うな」だ。堀江氏と西野氏はこれまでそれぞれに似たような内容の書籍を出しているし、おおよそネットなどのインタビューでも同じ内容を発信し続…

だれの手もにぎることができない にぎり返すことができない だれかの手をあたためることなんてできない だれもいない場所にむなしく手をのばし どれほどの とおく凍えているのでしょう そうでなければ そうでないことを祈るばかりの 切れ間からでもひかりは…