誰かが言ってた。忘れないものなどないのだと。最後の最期には全部忘れて失われてしまうんだと。 そうだもっと忘れてしまおう、君のことなんて。 忘れてしまおう、絵を描くことなんて。 忘れてしまう、楽器の弾き方なんて。 忘れてしまおう、楽しかった記憶…
あまりにも重すぎる これ以上あるくには この体は あまりにも重すぎる 目の前のフェンスをのぼるには この足は あまりにも重すぎる もう走れやしない この手は あまりにも重すぎる 誰かの手をにぎるには 重すぎる体が 深い 柔らかな 真白な雪に沈んでいくこ…
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