ひび

うちゅうを ひとつ つかむような

まんだらの なかに とびこむような

しんりに さわったとしても

そのつぎの しゅんかん もう

うめつくす にちじょうが まっている

それは ぜつぼうか

そうでは ないのか

 

きれいな ほうぶつせんが ありました

いくつかの まるいいしを ならべました

その あしくびの いたみのような

うめつくす にちじょうが まっている

 

はなびのおとは とおい とおい

せんこうの においは どこから

あのながい はしのことを わすれましたか

どうして

そうして

にちじょうに もどるので

 

へいきなかおを みていました

たれながされる かなしみに

どうして

そうして

にちじょうも いずれは

 

おくじょうの こと

ゆうぐれの こと

でんしゃの こと

 

それは ぜつぼうか

 

たずねることを やめました